ゲーム ToHeart2批評

ToHeart2

  
☆AQUAPLUS
  http://www.aquaplus.co.jp/
☆Leaf
  http://leaf.aquaplus.co.jp/
☆委員ちょすきすきー
  http://kotone.bunkasha.co.jp/~kenjo/iincho/
☆SOL INTERNATIONAL
  http://www.sol-i.co.jp/
ストーリー
7点
システム
2点
演出
4点
音楽
7点
萌え
10点
総合点
8点







  3月――
  寒い冬を乗り越えて、ようやくたどり着いた芽生えの季節。
  幼なじみであり腐れ縁な雄二と一緒の気楽な高校生活も、
  ひとつの区切りを迎えようとしていた。

  新しい季節が近づくにつれ、
  変わらないと思っていた日々が
  少しずつ変化していくような気がする。

  新学期にウチの学校へ入学してくる、幼なじみのこのみ。
  雄二の姉であり、俺やこのみにとっても姉のようなタマ姉のこと。

  それだけじゃない。

  季節と一緒に何かがやって来る、
  そんな気がするんだ。

  もうすぐ春がやって来る。

  去年とは違う春が――






フ、フフフ、フフフフフフ
全ての始まりはToHeartであった。
これからどんなことがおきようとも我の礎は変わらないであろう。
まさか『2』が出るなどと思ってもみなかった。
初めてそのことを聞いた時もにわかには信じがたかった。
それが!今まさに手の中にあるのだ!
夢が現実になった、そんな気分であるっ!





FIRST STAGE -PCにデータ化-


つうか今回のゲームはヤバイ。
何がヤバイって絵がヤバイ。
みつみさんの絵はマジかわいいんじゃ!!!
ちなみにみつみさんはオウガシリーズも大好きらしいので趣味が合ってなおさらグッ。女だけど。
さて東鳩2攻略させていただきますくあ!



っとここでいきなり一気に攻略してしまうと楽しみが終わっつぃまう。
まさに諸刃の剣といったところか。
PCでできるのでこりゃあ期待度も上昇気流に乗ってグングン期待がひろがりんぐ。
ひとまずPCにデータ化してものごっつありがたいソフト委員ちょすきすきーで起動。
さて・・・。少しずつ東鳩2の世界を味わうとするげんな!




SECOND STAGE -柚原このみ-


いきなりヒロイン来たか!ってな感じでこのみ攻略。
つうかこの外見は反則だっは。見た瞬間電波バリバリ。
いいんちょと迷ったが耐え切れずに初めにクリア。

この正統派一直線は反則(^ω^;)
つうかなんじゃいこのキャラはー!
犬っ娘ワンワン玲亜を思い出すような無邪気さ。
鼓膜を突き破って耳小骨を刺激しうずまき管がビリビリ震えるような萌えヴォイス。
主人公のことが大好きっちゃ光線を放ってファルファデも一撃死。
ストーリーは前回のあかりをベースとした感じ。
ええじゃないか原点
ありきたりすぎるストーリー。それがよい。それがToHeart。

つうかなんかもうあの中学卒業のシーン。
もう泣いていいよね?みたいなシーン。
あそこでターボかかった。
もうあそこから諸刃の剣とか全然知らねー興味もねー状態。
今まで少しずつやってきたのも全部パーにして一日にしてクリア。
しばらくクリアしても脳内はお花畑状態だった。
夢を見ていた。ソンくらい萌えた。
次回、花梨かタマ姉あたり攻略予定。




THIRD STAGE -ルーシー マリア ミソラ-


ごめん嘘ついた(ぉ
なんか3月5日の移動でルーシーが出てきたから一回会いに行こうと思ったらずるずると。
んで、肝心のストーリーのほうですが


最初登場したときはうーとかるーとか言ってたしよくわからんキャラでした。
不思議っ娘でもなんか好感もてねーとか思ってました。
なんか自分はエイリアンとか大熊座からきたとかいってるし
あ、このキャラ不思議っ娘作ろうとして失敗か?って中盤くらいまで思ったんですけど
終盤になって怒涛の追い上げ。
つうかもうるーこ一筋。
中盤までダラダラしまくってたせいか、終盤の盛り上がりがもうわんさわんさ。
よく考えたら前作にはメイドロボとか超能力者とか魔法使いとかがもりもり出てたんで
もう、ウチュウジンでもええかなと....
イマイチ中盤までやる気でなくてちょこちょこ進めてたんだけどなんかもうその反動というか
うーはるーじゃないけどうーにとっては些細な問題であって心の中では永遠なわけです。
るーがくーを倒そうともるーがアメリカ人でもるーがうーのゆーであってもるーはるー以外の何物でもないわけです。
たとえオチが (IE使えYO!)でも私は許す。
るーこぉぉおお!!最強ッ!!
叫ぶことしかできないほどよい。見かけによらんぞこりゃ


次回、今度こそ花梨かタマ姉あたり攻略予定。あくまでも予定。




FOURTH STAGE -向坂姉弟-


別に武装錬金意識したわけじゃないっす(ぉ
3月20日にタマ姉が登場するのでそれまでに由真のセリフがスキップできるように見ておこうとしたのが始まり。
20日まで由真のとこに通い詰めてたらなんか最後のほうまで由真が出てくるようになってしまって
雄二エンドに突入。
いやあ友情ってよいものですな(を
つうわけでもっかいプレイするはめに。




イィヤッホーウウゥゥ!!
TAMA姉最高ゥゥウウ!!

正直姉御肌な時点で萌えは期待してなかったし悪い意味で期待通りの結末だったんだけどそれとは別に
タマ姉のカリスマがバリバリ脳内を刺激する感じ。
ストーリー的には別に何ともいえないような。
しかしキャラの魅力がすげえ立ってる話といったところ。
このみ、雄二、そしてタマ姉。
それぞれがそれぞれのよい面を、個性をグングン出して
互いにそれが絡み合って至高のイベントができる。そんな感じ。
つうかこのみがものごっつかわいいんさぁ・・・
屋上でお弁当イベント。
何回かあるんだけど4月末の(あえて日付は伏せておく)あの重箱のやつ。
あそこでこのみがあ〜んするやつ。
何が故にタマ姉ルートにこのみの萌えイベントを入れる?
って思いたくなるほど良かった。あれは是非このみルートにも入れてほしかった。



つうか学園モノの大事な要素の一つとして欠かせないのが
学園生活の楽しさであると私は確信します。
どんな楽しさでも良い。日常の楽しさを描くためにはヒロインだけではどうも足りない。
何故ならリアルであんな異性と仲良く一日中話してるなんて日常とかけ離れてるからだと。
そこで登場するのが親友。
気兼ねなく付き合える友というのが絶対必要不可欠だと思うんです。
学園モノの醍醐味の一つである親友のキャラをおろそかにすると
どんなにヒロインが良くても『ストーリーは最高だけど日常がねぇ・・・』となってしまうわけです。
あらためて考えて雄二はすごい。
主人公やタマ姉との絡みは見てるこっちとしても非常に面白いし
ほかのキャラ全員の誰よりも主人公のことを思ってるんジャーないかと。(同じ『おもう』でも恋愛とかそういうやつの『想う』とは違う)
雄二は主人公のよき親友として、立派に位置を確立しているんだと私は感じています。


次は花梨・・・・じゃなくてなんか隠しキャラで出てきた優季にいってみたいと思います。




FIFTH STAGE -姫百合姉妹-


また嘘ついた(ぉ
やっぱ私はどちらかというと好きなものは最後に食べる派なんですよね。
だからとりあえずどうでもいいキャラを攻略というか。


・・・・・・
しゅみばぜんでじだ!!!
予想外の萌えがきた。
まさか珊瑚萌えをするとは思わなんだ。
というか
二人同時攻略が予想外でした。
別々のルートあるかなーと思ってたけどこいつはハーレムエンドジャマイカ。
珊瑚かわいいんじゃちきショー!


ストーリーのほうはまたこれはなかなかまとまってて良い感じ。
だけどひとつ気になったのがありまして。
それはロボは泣けないとかいう設定。
ここは声を大にして言わせてもらう。


ロボが泣かないとかいう設定は俺の中では嘘であってマルチは確かに本編では最後まで泣かなかったけどそれはマルチが強いからであって涙も流せるし人間となにもかわらないんじゃボケ!!




INTRUSION STAGE -草壁優季-


はいお約束の乱入ステージです。
草壁さんです。黒髪長髪です。いいですね。


シナリオは短いです。
隠しキャラが故になのでしょうけど。
でも個人的にこういうシナリオは大好きですよ。
なんか世にも奇妙な物語でそのままドラマ化もできそうな、そんな話。
キャラクターも非常に良い感じです。
ちょっと不思議っ娘かなと思ったら普通の女の子っぽいとこがあったりして。
まあ草壁さんシナリオでの一番の魅力はもちろん
挿入歌
に限ります。屋上のシーンは思わず前のめりになりましたぜ。



次回はすっかり存在を忘れてた花梨攻略予定。




SIXTH STAGE -笹森花梨-


かもりんクリア。
正直に言います。
究極にだれる。
別にキャラクター自体は失敗してないと思うんです。
実際日常の描写もそこそこ面白かったりするし。(目隠しイベントとかは楽しめた)
でも未確認生物についてのウンチクになるととたんにだれまくり。
まあ好きな人は好きなんだろうけどプレイヤーが求めてるものは違うかなっと。


つか完全にシナリオは失敗しちゃったかなって感じ。
キャラクター性
未確認生物を追う少女
普通を目指す普通じゃない娘
とまあシナリオを書きやすい要素はかなり揃ってると思うんですよ。
なのに最後までなんか現実を離れられなかったというか
るーこや草壁さんのときみたいに非現実的な話にしたほうが面白いシナリオになったんじゃないかなーって感じます。
シナリオが妙に現実的というかなんというか。
手抜きの香りさえしましたよ。



気を取り直して次は由真クリア予定。




SEVENTH STAGE -十波由真-


ダ、ダニエルゥ!
正直このシナリオは由真より全然ダニエルのほうに目がいってしまった。
やっぱり長瀬家はええんよね。
まあ由真が実はあの家系だったー!って展開は実はよめてしまったのだけど
わかっていてもニヤニヤしてしまう。やっぱり私は長瀬家が好きなんだなと痛感。
まあシナリオ自体はかんなりよかっただす
前半は実は毎回勝負だーの展開でちょっとだれ気味でしたが
後半から丁寧というかまとまってるというかテキストがなんかうまいなーって感じました。
これでキャラに萌えられたらなー。まあそこは個人の趣味だからしかたないのだけれど。



次はいよいよおおとり。委員ちょすきすきー!




FINAL STAGE -小牧愛佳-


草木も眠る丑三つ時

改めて邪魔者がいないか確認する。

携帯の電源を切り

非常食のパンを確保。

イヤホンを着用し

音量の調節は綿密に行う。


委員ちょシナリオ、始めたいとおもいます。






イィヤッホーウウゥゥ!!
雄二END最高ゥゥウウ!!(死

いやいや委員ちょだけストーキングしてたら普通に終わってしまった(汗
これがあの東鳩1でも苦しめられたあかりトラップですね。

注)あかりトラップってのは東鳩1であかりを初めとする一部のキャラは本人だけストーキングしても好感度が足りず、一部に大好評な雅史の笑顔のCGに突入してしまうトラップのこと。ある特定のキャラの好感度も同時に上げてからみイベントを発生させることで回避できる。特に前作のあかりは本人以外に最低二人以上の特定の人物の好感度をあげないといけないため、知らないとほぼ攻略不可能。


んで雄二ENDまた見て思ったのですが
もう少し雄二にははっきり言ってほしかったなあなんて思ったり。
『俺たち一生友達だよな』→『ハァ?何当たり前のこと言ってんだ?』
このくらいのコンボはほしかったです。前作がそうであったように。
なんか最後まで雄二は女しか目がないキャラになっていて本当は友達思いのグッドなやつって感じがイマイチ出てませんよね。
まあ、雄二エンドは結局最高なのだけれど(ぉ





委員ちょクリア。
もうなんていうの。アレだ。
すんげーすごかった。
この一言に尽きる。
というか最初からエロゲーで出すつもりだっただろみたいな曲芸商法が垣間見できるほど狙ったイベントが多すぎる。
シナリオ自体もうま〜くまとまっててというか
後半の怒涛の展開はもう少し緩やかにしてもらえないかなとも思ったりもしたけど
委員ちょ萌えだから問題ありません。
立ち絵もめっさかわいいしCGも全キャラで一番気合はいってますね。
製作側は東鳩におけるマルチみたいなノリで裏のヒロインは愛佳なんじゃないでしょうか。
シナリオや演出が他のシナリオが豆みたいにみえるキレイな演出だしCGが全キャラ中一番多いし。
最後の演出なんて見たときに
これは委員ちょに萌えなあかんな〜
と心底思いました。
こんなうれしはずかし純愛ストリィイイィアア!!
最高なんじゃい!!!




というかもう全クリかよオオォン!!







総評。
まずは悪い面からいっちゃうと
前作意識しすぎだなぁ〜と思います。
いいとこも悪いとこも全部引き継いじゃったって感じ。
システム面はかなり粗悪で、セーブとロードのみ。バックログも選択肢になるとできなくなります。
演出も前作とレベルは大して変わりません。それが東鳩なんだ!っていう気もするのですが
せめてもっと動きのあるゲームにしてほしかったかな。



まあ酷評ばかりじゃあれなのでそろそろ褒めちぎりたいと思います。
まず音楽。
前作からの使い回しが多いんですが、だがそれがいい。
基本ヒロイン以外の曲はけっこう使いまわしてて手抜きかな〜ってイメージがぬぐえないんですが
前作の思い入れがかなり強いんで、私としては至極満足がいきました。
思わず聞くとにやける曲や目頭が熱くなる曲。たくさんありますが
始まりはフィーリンハート
終わりはそれぞれの未来へ

これだけは不動かなって感じです。
本作でもやっぱ本気で盛り上げるべきところではそういう音楽が使われてたわけですし。


まあぐちぐち言ってきたんですけど結局はこのゲーム
かなり面白かったと思います。
別に限りなく深い裏設定や二転三転トンデモ展開は必ずしも必要じゃないんですよ。
萌えキャラに出会えればそれだけで最高
シンプルな答えです。基本中の基本です。当たり前の事実です。
こんな単純なことを我々は忘れかけていたんじゃないでしょうか。
正統派中の正統派。そんなゲームを久しく見なかった気がします。
ただの学園モノ。
変わった設定もないのが逆に良く
本当に自分がトゥハートの世界で学校に通っている。
そんな錯覚さえするような
シンプルな作品が

私は大好きです。
トゥハートが大好きです。


萌えK点▼
このみ
タマ姉
花梨
珊瑚
瑠璃
由真
るーこ
委員ちょ
優季
イルファ


結局このみが一番かわいかった(ぉ


〜個人的ストーリー順位〜
 委員ちょ>優季>>由真>>姫百合>>るーこ>このみ>タマ姉>>>>花梨



〜個人的おすすめ攻略順〜
 萌えればそれでいい。とにかくむさぼりまくれ。



おすすめキャラ
 向坂環、向坂雄二、草壁優季、ダニエル





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MIDI:「FeelingHeart」演奏:Farfadets